沖縄県豊見城市長選挙について

カテゴリー

保守分裂となった豊見城市長選挙。
なんと、沖縄自民党は3期目?を目指す自民党現職市長を公認せず、若手市議の宜保安孝さんを公認!

すべての混乱はここから始まったように見えましたが、そもそも、知事選の選考委員会で名乗りを上げていた有力2候補の古謝景春氏と安里繁信氏に正当性がないなどと言って、検討すらしなかったのに、同じ選考委員達が、市長選で現職非公認という事実上のクーデターを許した。まさにダブルスタンダード。

現職市長に挑戦した宜保安孝氏は、能力気力とも全く申し分のない人財でしたが、今回の敗戦で、票数で圧倒的に勝っていた市長選挙を分裂で落とし、2名の有望な人財が職を追われた。

知事選についても全く同じ。
任期を2年も残したまま知事選に出馬した佐喜真氏がせっかくの奉仕の機会を失っただけに終わった。

幸い宜野湾市長選挙は一本化し、保守側勝利に終わったが、「世代交代」の時代に一回り年上の後継候補だなんて計画性が全くなかった。

豊見城市長選挙に出たお二人に責任は全くないし、投票した有権者14000余人にも全く問題がない。

問題があったのは、沖縄自民党の県連幹部。知事選の時にも書きましたが、明らかに計画性もなければ、候補者選考や調整に腐心した形跡が全くない。

沖縄中を私利私欲のキャリアアップのために巻き込んでおいて責任も取らない。

今回の豊見城市長選挙の分裂を招いた責任は、地元選出の国会議員と県議、そして今那覇市長選挙に出馬している会長代行以下数人の幹部にあります。

選挙結果を見れば、保守系候補2名の得票はほぼ真っ二つ。二人が職を失う分裂を招いても取り返したかったものとはなんだったのか?

一部財界と県連数人の間の利権のおかげで、せっかく取り戻しつつあった沖縄の正常化プロセスに水を差してしまいました。

那覇市長選挙は間違いなく落とします。

そして、また「デニー信任」の空気が流れて沖縄が停滞します。
豊見城や那覇で勝利しても「オール沖縄」でも「辺野古移設総県民反対」でもないのに、メディアはそれを利用する。そして空気を作る。結果的に沖縄と本土の間にクサビを打ち込む事が目的だと思います。

次の那覇市長選挙で敗北したら、沖縄自民党県連の幹部は、全員責任を取って退陣すべきです。デニー当選により空席となった我が選挙区についても、現職県議の県連幹部が出馬準備していると聞きますがとんでもない事です!

現職の県議なら、身の程を知り、そのまま任期を全うし、自らの落ち度で無職無役にしてしまった古謝、安里、佐喜真、宜保(ハルキ)宜保安孝を候補に充てるべきでしょう!

ある意味、那覇市長選挙の敗北は、県連の浄化のために必要なことかもしれません。ここまで落としたら、必ず采配の責任問題になりますから。

本土の皆様には分かって頂きたい。
沖縄の最近の敗戦は、すべて「人災」であり、相手が「勝った」のではなく、こちらが「負けた」のです。

去った知事選に、安室奈美恵さんが自民党候補として出馬していたとしたら、圧倒的大差で勝利していたことでしょう。

選挙なんてそんなもんだという事を最近痛いほど学びました。そうしたポピュリストが出てこないよう政治家には、左右を問わず、強固な「愛国心」と柔軟な「対話能力」を兼ね備えて、メディアに怯える「弱さ」を乗り越えて欲しいです。

地元の偏向テレビ局の前で呼びつけた防衛局職員を怒鳴りつけるような売名行為は必要ありません。



この記事へのコメント
刑事事件の控訴審、民事の第一回公判の報告はないんですね。
お金を欲しいときだけシエンシエンと騒いで、支援者に何の報告もなく、いきなり自民叩きですか。あまりにもバカにしてませんか?
大変不思議な方です。
もう二度と支援金は送りません。
Posted by 報告は? at 2018年10月15日 23:39
まったく同感です。

自民県連の中に相手方のスパイがいたとしか思えないほどのでたらめぶりです。

実は東京の自民党本部も首をかしげていました。

これは本当です。

県連の中にしっかりとした人物が入らないと、このままではおかしなことになりかねません。

それとも相手方の作戦がここまで浸透しているということなのでしょうか?もしそうだとしたら、沖縄は本当に終わりですが。

そうでないことを祈ります。
Posted by ながい at 2018年10月16日 06:46
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。