2018年10月19日15:33
自民党沖縄県連の大改革
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これから「沖縄自民党県連」について非常に都合の悪い話をさせていただきます。「今じゃなきゃダメ?」って聞いてくる人もいるかもしれませんが、今じゃなきゃダメです!
沖縄県連に「司令塔」が不在と言われて久しいですが、那覇市長選挙に出馬した翁長政俊氏(元県連会長)が、これまでの選挙を取り仕切ってきた事は周知の事実です。
ただし、調整や指導力があったという事ではなく、翁長元知事が県連との分裂で抜けた4年前から、県連会長人事で当時唯一の選挙区当選していた現職の参議院議員島尻安伊子(しまじりあいこ、落選中)を県連会長に据えた時からイザコザが発生していました。
理由は簡単。
民主党出身で女で本土出身者(仙台)だから。
島尻さんは、沖縄選出国会議員の中で、安倍政権(菅官房長官)の信頼に最も厚く、当選回数も少ない中、大臣に抜擢されたのですが、現職大臣の2年前の再選挙で落選。その再選挙に全く協力しなかったのが現在の県連幹部達です。
それくらい長く根深い歴史があるのです。
現在は、自民党所属、連立、または友党という事で、それぞれ義務感を持って、耐え難きを耐えて、那覇市長選の協力をしていますが、「義務」でやるのと「使命感、熱意」でやるのとでは、結果は全く違ってきます。
それと、県連の体たらくもヒドイですが、経済界も特定ゼネコンの独裁、独占利権に改革が入ることなく継続されており、ある意味、翁長雄志の謀反はそれら既得権益からの「権益奪取」と「新秩序構築」の動きだったのです。「オール沖縄」とか「基地反対」とかは、あくまでも後付け理論で「建前」ですが、それを認めてしまうと多数派工作できないジレンマに陥ります。
知事候補選考委員会で最後まで自民公認を争った古謝、安里両氏も、かつて翁長雄志氏が知事候補公認をめぐって不公正な選考方法に疑念を抱き、争った同じ勢力が相手でした。
あれだけ頑張っている八重山日報が浸透せず、タイムスや新報に怯えながら協調する勢力。去った知事選では、県連は両紙に数百万円は下らない一面広告を打ちましたが、八重山日報には掲載がありませんでした。同じ勢力の仕業です。
今回の那覇市長選は、「保守」対「革新」または「オール沖縄」と位置づけられていますが、候補の「翁長氏」と「城間氏」どっちが「保守」か分かりません。特に城間氏を「反日左翼」と位置づけるのは危険です。
彼女は教育畑にいる時からしっかりとした国家観を持ち、米軍や自衛隊とかなり友好に接してきました。たまたま親分の翁長雄志が最有力候補として何年も前から「ポスト仲井眞」と言われながら、意味不明な理由で沖縄自民党から排除されたから、那覇市議達と一緒に党を出て行った経緯があります。
翁長元知事は、最終的に共産党に母屋を奪われたかの如く、かつての「どう猛な保守」の面影がなくなり、県庁への殴り込みや脅迫により、健康を害してしまいましたが、城間那覇市長は、基地が争点になっていない分だけ余裕があり、反日極左勢力とは距離を置き、現在も「愛国心」を保っていると信じています。
玉城デニー知事についても、出だしを見る限り、翁長知事誕生時と比較しても共産党の影響が少なく、安倍政権もかつての国会の同僚としてすぐに会談を快諾。「アポなし面会」を強行し、最初から内閣への「敵対姿勢」を見せて戦略を誤った翁長知事の反省から学んでいますし、内閣も同じように反省したから、ある意味、デニー知事は官邸側の対応次第で化けると信じています。
私達は、保護者の小沢一郎との対話姿勢を見ながら、デニー知事を必要以上に叩き、共産圏に追いやることなく、大義を見据えて、是々非々で協力していく事が求められます。
早速、玉城デニー知事の初動に不安を感じたメディアが「革新枠」に戻そうとデニー批判を始めました。近いうちに、極左暴力集団が県庁に怒鳴り込む姿が報道されるかもしれません。
僕は、城間那覇市長を「脅威」だとは思いません。もし万が一、彼女がとんでもない「極左」だったとしても、那覇市長レベルで何ができる?
肝心要の名護市長も宜野湾市長もしっかりと抑えているのです。
僕は、そんな不毛な「イデオロギー闘争」よりもはるかに大事な「沖縄自民党県連」の大改革に興味があります。
知事選を落とし、八重瀬町長選、石垣市長選、豊見城市長選を分裂させ、那覇市長選まで落選という事になれば、その選挙区の国会議員、県議ら「県連幹部」の責任が問われます。
今の県連内の「不協和音」は、翁長雄志の分裂、離脱から始まりました。ある意味、「オール沖縄」は、「自民党県連」が作ったようなものです。
しかも、これら分裂騒ぎは、ほとんどが衆院4区で発生しています。
「調整」できないということは、「対話」できないということ。「対話」できないということは、「選挙」しちゃいけないということ。
今週の那覇市長選で自民党候補が敗北すれば、確実に沖縄自民党幹部の責任問題に発展します。しっかりと見据えて、新陳代謝を図り、正常化された自民党を中心にして、沖縄を取り返して、日本を取り戻す大きな第一歩のチャンスとして捉えていきたいと思います!
僕は未来に希望しか見えていません!
だから、非常に大きな反響を受けるのを覚悟で選挙前に書かせて頂きました。
沖縄県連に「司令塔」が不在と言われて久しいですが、那覇市長選挙に出馬した翁長政俊氏(元県連会長)が、これまでの選挙を取り仕切ってきた事は周知の事実です。
ただし、調整や指導力があったという事ではなく、翁長元知事が県連との分裂で抜けた4年前から、県連会長人事で当時唯一の選挙区当選していた現職の参議院議員島尻安伊子(しまじりあいこ、落選中)を県連会長に据えた時からイザコザが発生していました。
理由は簡単。
民主党出身で女で本土出身者(仙台)だから。
島尻さんは、沖縄選出国会議員の中で、安倍政権(菅官房長官)の信頼に最も厚く、当選回数も少ない中、大臣に抜擢されたのですが、現職大臣の2年前の再選挙で落選。その再選挙に全く協力しなかったのが現在の県連幹部達です。
それくらい長く根深い歴史があるのです。
現在は、自民党所属、連立、または友党という事で、それぞれ義務感を持って、耐え難きを耐えて、那覇市長選の協力をしていますが、「義務」でやるのと「使命感、熱意」でやるのとでは、結果は全く違ってきます。
それと、県連の体たらくもヒドイですが、経済界も特定ゼネコンの独裁、独占利権に改革が入ることなく継続されており、ある意味、翁長雄志の謀反はそれら既得権益からの「権益奪取」と「新秩序構築」の動きだったのです。「オール沖縄」とか「基地反対」とかは、あくまでも後付け理論で「建前」ですが、それを認めてしまうと多数派工作できないジレンマに陥ります。
知事候補選考委員会で最後まで自民公認を争った古謝、安里両氏も、かつて翁長雄志氏が知事候補公認をめぐって不公正な選考方法に疑念を抱き、争った同じ勢力が相手でした。
あれだけ頑張っている八重山日報が浸透せず、タイムスや新報に怯えながら協調する勢力。去った知事選では、県連は両紙に数百万円は下らない一面広告を打ちましたが、八重山日報には掲載がありませんでした。同じ勢力の仕業です。
今回の那覇市長選は、「保守」対「革新」または「オール沖縄」と位置づけられていますが、候補の「翁長氏」と「城間氏」どっちが「保守」か分かりません。特に城間氏を「反日左翼」と位置づけるのは危険です。
彼女は教育畑にいる時からしっかりとした国家観を持ち、米軍や自衛隊とかなり友好に接してきました。たまたま親分の翁長雄志が最有力候補として何年も前から「ポスト仲井眞」と言われながら、意味不明な理由で沖縄自民党から排除されたから、那覇市議達と一緒に党を出て行った経緯があります。
翁長元知事は、最終的に共産党に母屋を奪われたかの如く、かつての「どう猛な保守」の面影がなくなり、県庁への殴り込みや脅迫により、健康を害してしまいましたが、城間那覇市長は、基地が争点になっていない分だけ余裕があり、反日極左勢力とは距離を置き、現在も「愛国心」を保っていると信じています。
玉城デニー知事についても、出だしを見る限り、翁長知事誕生時と比較しても共産党の影響が少なく、安倍政権もかつての国会の同僚としてすぐに会談を快諾。「アポなし面会」を強行し、最初から内閣への「敵対姿勢」を見せて戦略を誤った翁長知事の反省から学んでいますし、内閣も同じように反省したから、ある意味、デニー知事は官邸側の対応次第で化けると信じています。
私達は、保護者の小沢一郎との対話姿勢を見ながら、デニー知事を必要以上に叩き、共産圏に追いやることなく、大義を見据えて、是々非々で協力していく事が求められます。
早速、玉城デニー知事の初動に不安を感じたメディアが「革新枠」に戻そうとデニー批判を始めました。近いうちに、極左暴力集団が県庁に怒鳴り込む姿が報道されるかもしれません。
僕は、城間那覇市長を「脅威」だとは思いません。もし万が一、彼女がとんでもない「極左」だったとしても、那覇市長レベルで何ができる?
肝心要の名護市長も宜野湾市長もしっかりと抑えているのです。
僕は、そんな不毛な「イデオロギー闘争」よりもはるかに大事な「沖縄自民党県連」の大改革に興味があります。
知事選を落とし、八重瀬町長選、石垣市長選、豊見城市長選を分裂させ、那覇市長選まで落選という事になれば、その選挙区の国会議員、県議ら「県連幹部」の責任が問われます。
今の県連内の「不協和音」は、翁長雄志の分裂、離脱から始まりました。ある意味、「オール沖縄」は、「自民党県連」が作ったようなものです。
しかも、これら分裂騒ぎは、ほとんどが衆院4区で発生しています。
「調整」できないということは、「対話」できないということ。「対話」できないということは、「選挙」しちゃいけないということ。
今週の那覇市長選で自民党候補が敗北すれば、確実に沖縄自民党幹部の責任問題に発展します。しっかりと見据えて、新陳代謝を図り、正常化された自民党を中心にして、沖縄を取り返して、日本を取り戻す大きな第一歩のチャンスとして捉えていきたいと思います!
僕は未来に希望しか見えていません!
だから、非常に大きな反響を受けるのを覚悟で選挙前に書かせて頂きました。